Web サーバーにあるスクリプトを使う
HTMLは、基本的にテキスト情報にその各種書式と画像および他のオブジェクトをサポートして記述する言語です。HTML の能力をもっと引出すために、たいていの Web サーバーではサーバーで実行される追加的なスクリプトを扱えるようカスタマイズできます。このようなスクリプトを実行するためよく使われている標準的なものに CGI (Common Gateway Interface) があります。CGI スクリプト (または CGI アプリケーション) は、サーバーと通信しながら即座にページを作ってサーバーに送ります。サーバーはこうして出来たページをブラウサに転送します。Common Gateway Interface, CGI
JavaScript やその他のスクリプトは、あなたの Web ページに埋め込んで HTML の能力を拡張するものですが、Java を使用する場合と異なり、うまく書かれた CGI はたいてい、読者が使用するブラウザとは無関係に働きます。CGI を開発、インストール、カスタマイズするのはやや困難です。多くのCGIは Perl (Unixのサーバーで一般的なスクリプト言語)、AppleScript (MacOS のサーバー) または C/C++ を使って書かれます。
これらのスクリプトはサーバー上で実行されるため、あなたが作ったページをローカルで表示したり試してみたりする手軽な方法はありません。CGI は書式の扱いやデータベースの検索によく使われますが、むろんもっと多くの他の用途があります。 サーバーでスクリプトを使う可能性については、あなたが自前でサーバーを立ち上げる必要があるかもしれません、または自分のインターネット・プロバイダに相談してください。メンテナンスの容易な多くの MacOS サーバーが、繁忙なサイトでも十分な性能を発揮しています。
ここに示すリンクは、Yahoo にある、スクリプトと CGI を含んだリソースのリストです:
Computers and Internet:Internet:World Wide Web:CGI - Common Gateway InterfaceMacOSのサーバーで使用する各種 CGI を探そうとしているなら、 MacOSベースのサーバー WebStarで有名な StarNineに行くとよいでしょう:
http://www.starnine.com/development/extendingwebstar.htmlこれらの CGIの多くは、他の MacOSベースのウェブサーバーでも動きます。
Server Side Includes, SSI
多くのウェブサーバーには、Server Side Includes (SSI) と呼ばれる組み込みのメカニズムがサポートされています。拡張子".shtml" を付けて保存されたファイルは、ブラウザに送り出される前にサーバーで処理されます。 HTML コメントの内側ある特別な SSIコマンドは、ページに情報を挿入するようサーバーに指示します。これは、 PageSpinnerの Include ファイルに似ています。以下のリンクにはポピュラーなUnixベースのウェブサーバー Apache で使用できる SSI の情報があります:
http://www.apache.org/docs/mod/mod_include.html